ブラートカルトフェルン(Bratkartoffeln) |
© Japanese
Restaurant Kakiko All rights reserved. |
|||||||||
日本では本物のベーコン(薪でじっくり燻煙された本当の燻製品)がほとんど手に入りにくい状況です。ベーコンに限らずハムやソーセージでもそうですが、スーパー等で一般に販売されているものは、その大方が燻液や保存料、着色料で加工されたもののようです。 |
||||||||||
これは俗に云うジャーマンポテトですが、日本でジャーマンポテトと云うと玉葱が入ったりとかソーセージ等の具がはいったりと色々料理法があるようです。独逸でブラートカルトフェルンと云うと、私が知る限りではベーコンとジャガイモ、あとはせいぜいニンニクぐらいでバターを加えてシンプルに炒め上げられた料理です。 |
||||||||||
少量のオリーブオイルをフライパンにひいてベーコン、ニンニクを入れてじっくりベーコンの油を引き出します。ベーコンはカリカリになっても、少しぐらい焦げても構いませんので、ここでベーコンの油と旨味を完全に引き出しておきます。ここへ湯がいてスライスしたジャガイモを入れてベーコンの香りと旨味をからませて炒めあげ、黒胡椒とベーコンの塩味で足りない分の塩を加えて最後にバターで仕上げます。多少ニンニクやベーコンが焦げて硬くなっても、気にせずバリッとジャガイモも焦げ目が付く方がゲルマン風で美味かと思います。 これで簡単に出来上がりです。独逸ビールがあれば云うことないですね。 (^_^; さてこのベーコンと工房のご紹介です。 |
||||||||||