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にんにくオイル
作りおきしておいて便利なもの 引き続いて
   ニンニクオイルをご紹介いたしましょう

このオイルを常備しておくとほんとに便利です。
ステーキとかちょっと何かを焼く時とか、ガーリック
ライス(チャーハン)もスパゲッティー アーリオ
オーリオも、いちいちニンニクの皮をむくところから 
準備せずにすぐに作れます。
またサラダやハムなどにも軽く振りかけても良い
ドレッシングになります。味は塩、醤油で調節
すればその場で簡単にアレンジできますので
いろいろ工夫して使ってみてください。
それではまず作り方からご説明しましょう。

@ オイルはやはりオリーブオイルがいいですね。酸化し難いですしドレッシングにもいい
ですから。できればエキストラバージンが良いですがピュアでも十分です。あまり癖のない
ものがかえってにんにくの香りがたちますので、これには高価なものでなくて結構です。
A ニンニクは新鮮なものを多量に剥いておいて薄くスライスしてから千切り そして
みじん切りにしていきます。これが結構大変な作業ですが、かなり長期間(半年か1年
でも大丈夫です)保存できますので気合をいれて大量にニンニク仕込みましょう。
ニンニクのみじん切りはできるだけ小さく大きさを揃えるように根気よく刻みます。
まずここの作業がポイントですね。フードップロセッサーはなるべく使わないでください。
プロセッサーで潰してしまうとオイルが濁りますし口当たりも全然違います。
B オイルとニンニクの割合は写真を参考にしてください。こつはニンニクをかなり多めに
しておけばオイルは後からいくらでも足せます。きれいなフライパンにオリーブオイルを
全量いれて火にかけます。 150度から160度まででニンニクを入れじっくり根気よく
揚げていきます。ここで焦って火を強くしてニンニクを焦がさないように注意してください。
ここでのこつはじっくりと低めの温度で長時間かけて狐色手前までかりっと揚げること
です。
揚がるまでに濾し網とボールかなにかオイルを濾して冷ます容器を準備しておき
ます。
C ニンニクが狐色ちょい手前ぐらいまでかりっと揚がってきたら、焦げないようににすぐに
濾し網で濾してオイルだけ別の容器で冷まします。 オイルが冷めたら濾しておいた
ニンニクをオイルに戻して、ここでもしオイルが少ないようなら適当に好みでオイルを足し
て調節します。保存容器はよく密閉して、できれば酸化を防ぐために光があたらない
ように新聞紙ででも包んで小出ししてお使いになるほうがよろしいでしょう。

このオイル漬けにしたニンニクはいつまでたってもかりっとしたままで戻りません。
不思議ですが理論的にはオイルの中には水分は入れませんので、それで湿気が全く
遮断されていつまでもカリッっとしているのでしょうね。ですからオイルが酸化しない
程度に長期間保存できます。肉を焼く時は上澄みのオイルでまず肉を焼いてから
仕上げにニンニクをすくって軽くいためるといいでしょう。ガーリックライスでもそうですが
最初からニンニクも入れて炒めてしまうとニンニクが焦げて真っ黒になりますので注意
してください。 パスタ アーリオオーリオならオイルとニンニクを一緒に軽く焦げない程度
に温めてパスタにからめるだけですから簡単です。
 
というわけで次は パスタ アーリオ オーリオ エ ぺペロンチーニ
(ニンニクと鷹の爪のパスタ)をご紹介いたしましょう。