© Japanese Restaurant Kakiko 
           All rights reserved.
パスタ アーリオ オーリオ 
   エ ぺペロンチーニ
ニンニクと鷹の爪のスパゲッティーです
前出のニンニクオイルで簡単にすぐできます

まずは通常の作り方でやってみましょう。 これはニンニ
クの風味をつけたオリーブオイルで供するものですから
できればオイルはエクストラバージンを使いたいですね。 
まずパスタですがちょっとしっかりと1人前は100グラム
を用意しましょう。最近はいろんなものが輸入されてい
ますね。袋の裏を見てみてください。 デュラムセモリナ
 100パーセント使用
と書いてあればまず大丈夫で
しょう。やはりイタリア製が無難ですね。それと太さですね。
最近はパスタランチなどで急ぐからでしょうか、少しでも
茹で時間が短くてすむよう細いものをつかう人も多いです
が、やはりある程度麺には太さが必要だと思います。 
中ぐらいの太さのもの(1.5〜1.7ミリ)を選んでください。

パスタの袋に茹で時間が書いてありますので、それを目安にたっぷりのお湯が沸騰してから麺
をほぐしいれて固まらないようにさっと混ぜ、後は時間ちょい手前までほうっておきます。湯がふき
こぼれそうならオイルを軽くこさじ1杯ほど湯に入れておけば、どんなに強火で沸騰を続けてもふ
きこぼれません。塩はかなり多めに入れても大丈夫です。 
茹で加減ですが、すごく硬くて芯ががちがちのものを平気で作る人がいますが、やはり
常道どおりまずアルデンテ(パスタをちぎってみた時に真中に針で突いたような白い点が残
ってる茹で加減)を守って下さい。
 だいたいは袋に書いてある茹で時間でそうなるよう
に作ってあります。何度も申しますがパスタはアルデンテが最低必要条件です。間違った
世間のブームを信じないようにしてください。がちがちのパスタの方が美味しいのなら、最初
からアルデンテなんて云う言葉は生まれなかったでしょう・・・・・。(^▽^)
 
パスタが茹で上がるまでにオイルを用意します。パスタ1人前(100グラム)にオイルは最低
50ccは必要ですね。これをフライパンに入れて火にかけ、低めの温度からスライスしたニン
ニクを(大きなもので1人前最低ひとかけ)入れて焦げないように狐色になるまでじっくり揚げ
ます。カリッとあがったらすぐニンニクは取り出しておきます。    オイルに鷹の爪を半分
ぐらい種を抜いたものをいれて香りを出します。 鷹の爪はこのパスタには香り付け程度に
使うのがこつですね。まちがっても小さく千切りにした物を多量に使わないようにしてください。
ひとかけそのままで十分です。あくまでもこれはニンニクの風味が勝ってないと美味しくあり
ません。オイルはあまり高温のままだとパスタを入れた瞬間パスタが揚がってしまいますので
ニンニクを取り出したオイルのフライパンの底を瞬間的に水に漬けるか水で濡らしたふきん
などを用意しておいてフライパンを乗せてオイルの粗熱を必ず取ります。ここがこつですね。  

茹であがったパスタをザルにあげてよく水切りをしてからこのオイルに入れて塩 胡椒で
食い味をつけてください。 ここでちゃんと塩味がついてないといくらニンニクを振りかけても
美味しくありません。しっかり味見をしてください。 オイルをよくからませてから皿にもり
上から先程のニンニクを振りかけて出来上がりです。 イタリアンパセリかセルフィーユでも
飾れば料理らしくなりますね。 

前出のニンニクオイルを使う場合は簡単ですね。 分量のオイルとニンニクをフライパンで
暖めてから絡めるだけですぐに出来上がりです。 このときもニンニクが焦げないようにだけ
注意して下さい。

最近はこのパスタに、ニンニクはすこしだけで他の材料を混ぜて誤魔化してるようなものも
多いですが私はやはりそれは邪道だと思います。 しっかりとニンニクと塩胡椒だけで美味しく
できるように作ってみてください。 そのほうがずっと美味しいと気づかれるでしょう。
次はこのニンニクオイルを使ってのチャーハンをご紹介いたしましょうか。